5Gシステムと連携する低遅延光アクセス技術をNTTが開発

BUSINESS NETWORK編集部

2018.02.14

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NTTは2018年2月14日、5Gモバイルシステムと連携する低遅延光アクセス技術を開発したと発表した。

宅内のインターネット利用などで広く普及しているFTTHサービスに使われている光アクセスシステムを、モバイルシステムへ適用する場合に課題となっていたデータ送信時の遅延時間を短縮できるという。

具体的には、NTTビルなどに設置する光集約装置と基地局集約装置間の信号制御を連携させることにより低遅延化を実現する。実証実験にも成功した。

今回開発した技術を活用し、基地局とNTTビルなどを結ぶ光ファイバを集約することで、基地局収容に必要な光ファイバ数の削減や、基地局集約装置のポート数削減などが可能になり、効率的な基地局運用に貢献する。

なお、標準化団体のITU-Tでは、この技術の詳細化の議論が始まっているという。

モバイルシステムにおける光アクセスシステムの活用

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発表資料（NTT）

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