OKIは2017年11月7日、海外規格対応のサブGHz帯無線通信モジュール「SmartHop」の提供を開始すると発表した。その第一弾として、米国FCC規格に対応した「FCC対応版無線通信モジュール」の販売を同日から始めた。
米国FCC Part 15 Subpart C(15.247)に準拠し、902.4~927.6MHzを使用する。FCC認証を取得済みのため、内蔵アンテナやオプションの外部アンテナを使用する場合は、ユーザー側での認証取得は不要だ。
また、日本向けの「920MHz帯無線通信モジュール」MHシリーズをベースにした製品であるため、すでに同製品を採用している企業やベンダーは、基板を大幅に変更することなく搭載でき、海外へ容易にビジネス展開できるという。
海外の製造現場のIoT化に向けて、海外へビジネス展開する国内のIoT関連機器ベンダーをターゲットに販売。日本国内向けと合わせて、今後3年間で合計20万台の販売を目指すという。