インターネットイニシアティブ(IIJ)とNextDriveは2017年8月29日、スマートメーターのBルートデータ取得が可能なIoTゲートウェイ機器「Cube J1」を共同開発したと発表した。
Cube J1は、Wi-SUN通信モジュールを搭載したNextDrive製ゲートウェイ機器「Cube J」に、IIJが開発したスマートメーターBルート接続用のソフトウェアを組み込んだ製品。スマートメーターからBルートデータをリアルタイムで取得し、専用のスマートフォンアプリで外出先などから電力使用状況を確認することができる。
電力見える化をはじめとした、HEMS(Home Energy Management System)としての活用のほか、温湿度センサーやモーションセンサー、USBカメラなど、NextDrive製の各種デバイスと接続することで、ホームセキュリティや見守り、室内環境管理など、様々な用途に応用して利用できるという。
Wi-SUN以外に対応する無線通信規格は、Bluetooth Low Energy、IEEE802.11b/g/n/ac。サイズは48×48×43mm、重量は80gと小型・軽量なのも特徴だ。
Cube J1は8月29日から、電力事業者やスマートハウス事業者など向けに販売が開始されている。また、個人向けにも、ビックカメラグループの一部店舗およびオンラインストアで9月7日から販売する。
Cube Jの製品イメージ