HPE Arubaが発表した新製品は、新しいOS「ArubaOS-CX」を搭載したコア・スイッチ『Aruba 8400』と、「BLE対応Arubaタグ」「Arubaアクセス・ポイント」「Meridianソフトウェア」から構成される『Aruba アセット・トラッキング(追跡)ソリューション』の2つだ。
いずれも、6月5日に米国で発表されたもので、同社が目指す「モバイルファースト」を実現するアーキテクチャーの構成要素となる。
HPE Arubaアジア太平洋地域担当バイスプレジデントのスティーブ・ウッド氏(左)と同グローバルセールス担当シニアバイスプレジデントのアラン・カーペンター氏 |
新しいコア・スイッチは新OS「ArubaOS-CX」を搭載Aruba 8400の特徴は、新しいOS「ArubaOS-CX」にある。ArubaOS-CXは、インテリジェント・エッジ機能を持ち、スイッチの頭脳として機能するという。
新コア・スイッチ『Aruba 8400』の概要 |
具体的には、Aruba Network Analytics Engineを利用することでルールベースの監視が可能なほか、ネットワーク・アクティビティの自動相関により、ネットワーク/システム/アプリケーション/セキュリティに関連するアクティビティを監視する。また、問題発生時には、トレンドを分析することで拡張性/セキュリティ/パフォーマンスのボトルネックにつながる問題を予測・回避できる。
さらに、「Pythonインタープリター」と「RESTベース API」を備え、柔軟なプログラマビリティを提供。各種アプリケーションとの統合も可能で、エンドツーエンドのネットワーク監視、トラブルシューティング、ネットワーク・パフォーマンス、セキュリティに関する問題の修復に対応できるという。