富士通とVMwareは、自動車業界向けIoTソリューション提供に向けて協業すると発表した。
富士通の無線通信を利用し、ソフトウェアのダウンロード・更新するOTA（Over The Air）リプログラミングソリューションに、VMwareのIoTソリューションを組み合せ、自動車メーカーおよびパートナー企業に対して今後のコネクテッドカーや自律走行に向けたソリューションを提供するという。
| OTAリプログラミングソリューションのイメージ図 |
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コネクテッドカーなどで自動車部品を制御する電子制御ユニット（ECU）の数が増加するに伴い、ECUのソフトウェアはより高度化・管理が難しくなってきており、ソフトウェアの問題への対処が課題となっている。今後、自動車メーカーはECUのソフトウェアを必要に応じて迅速かつ容易に更新することが求められるなど、ソフトウェアのバージョンを自動車ごとに個別に管理・監視することが不可欠になる。
富士通は、世界の自動車メーカーおよびパートナー企業を支援するため、同社のOTAリプログラミングソリューションにVMwareのIoTソリューションを組み込むことで、自動車メーカーの信頼性要求を満たすワンストップクラウドサービスを提供するという。
