ワークスタイル変革Day 2016 講演レポート「ホワイトカラーの3割を機械化し、“個”の能力を最大限に引き出そう」、ブレインズテクノロジー濵中氏

ホワイトカラーの業務時間の3割を占めると言われている「情報検索」の効率化こそが、ホワイトカラーの生産性向上のカギになる。ブレインズテクノロジーの濵中佐和子氏は、その実現手段である企業内検索エンジンは、個の能力を最大限に引き出す役割も担うと語った。

ブレインズテクノロジー 代表取締役の濵中佐和子氏が講演のテーマに掲げたのは、専門技術職や管理職、営業職など「ホワイトカラー」の生産性向上である。

ブレインズテクノロジーは、AI(人工知能)技術を軸に先端オープン技術を活用した企業向けのITサービスを提供している会社で、2008年に設立された。主力製品の1つが、企業内検索エンジンの「Neuron」。近年はリアルタイムでの予測分析・予兆検知が可能な大規模データ分析プラットフォーム「Impulse」でも注目されている。

ブレインズテクノロジー 代表取締役 濱中佐和子氏
ブレインズテクノロジー 代表取締役 濱中佐和子氏

日本のホワイトカラーの労働生産性は、OECD加盟国34カ国中21位で、先進国の中では最下位。日本のブルーカラーの生産性は国際的に高い水準にある一方、ホワイトカラーについては非常に低い水準にある。

日本のホワイトカラーの労働生産性
日本のホワイトカラーの労働生産性

日本の国際競争力強化のためには、ホワイトカラーの生産性向上が不可欠だが、濱中氏がそのカギと指摘したのが「ホワイトカラーのブルーカラー化」だ。

「工場が自動運転に変わっていくように、ホワイトカラーの仕事も“機械化”していくことができれば、究極の生産性向上になる」

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