ネットギアジャパンは、同社の無線LANアクセスポイント(以下、無線AP)を管理する無線LANコントローラー「WC7500」と、管理対象の無線APを5台追加できるライセンス「WC05APL-10000S」を7月29日から発売開始する。
WC7500は、中小規模のネットワークに適した無線LANコントローラーで、標準で10台、追加ライセンスを利用すると最大15台の無線APを管理できる。単一の管理画面から無線APの設定が行えるため、複数台の無線APを管理する場合に有効だ。
同製品の管理下にある無線APは、無線AP間の電波干渉を検知して無線チャネルを変更したり、電波の届きにくい場所を減らすように出力を上げるといったことを自動的に行う。スマートフォンやタブレットなどが、複数の無線APのカバーエリア間を移動する場合のために、短時間で最適な無線APへ再接続する機能も搭載している。
その他、Wi-Fi Multi Media(IEEE 802.11e)に対応しており、パケット処理の優先順位付けが可能。また、モバイル機器のバッテリー消費を防ぐよう、機器の出力を下げることもできる。
WC7500の価格は27万円(税抜、以下同)、5台追加できるライセンスWC05APL-10000Sは2万4375円となる。