フォン・ジャパン(FON)とラッカスワイヤレスジャパンは2016年6月29日、北海道の「道の駅」45カ所のWi-Fi導入を共同で支援したと発表した。「道の駅SPOT」として今年3月から順次、公衆無線LANサービスの提供が始まっているという。
「道の駅SPOT」の設置場所 |
FONとラッカスは今回の実績を足がかりに、自治体や企業をターゲットにした公衆無線LANサービスの共同展開を加速させていきたい考え。世界最大のWi-Fiコミュニティを展開するFONと、高性能なWi-Fiソリューションを提供するラッカスの特徴を融合し、観光スポットや商業施設で高まるWi-Fiニーズに応えるという。
具体的には、FONは200の国・地域で2000万以上のWi-Fiスポットを展開しており、訪日観光でも高い集客効果を期待できるとのこと。また、ラッカスについては、独自開発のスマートアンテナとダイナミックビームフォーミングの組み合わせにより電波干渉を最小化でき、つながりやすいWi-Fi環境を実現できるとしている。
ラッカスのWi-Fiソリューションの特徴 |