LAAのトライアルに世界初成功、Wi-Fiとの共存も確認

米クアルコムとドイツテレコムは2016年2月3日、世界初となるLAAのOTA(over-the-air)トライアルに成功したと発表した。

LAA(License-Assisted Access using LTE)は、免許不要の周波数(アンライセンスバンド)向けのLTE技術。2016年上半期に策定が予定されている3GPP Release13のLTE-Advanced Proの新機能の1つとなっている。

ドイツテレコムが所有するライセンスバンドと、5GHz帯のアンライセンスバンドを束ねて行われたトライアルでは、カバレッジの拡張、ネットワーク容量の増加、シームレスな接続を実証できたほか、Wi-Fiとの共存も確認できたという。

トライアルは独ニュルンベルグで3週間にわたり実施。使用された機器は、欧州および日本での要求条件であるLTB(Listen-Before-Talk)を含む3GPP Release13に準拠している。

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