ソフトバンクは2015年10月27日、企業向けビジネスチャットサービス「PrimeChat」の提供を開始した。
LINEのようなスピーディなコミュニケーションを企業で行えるビジネスチャットは多く提供されているが、PrimeChatの特徴の1つはプライベートクラウド型(シングルテナント方式)で提供することだという。ユーザー企業ごとに専用環境(仮想環境)を用意し、利用状況に合わせてリソースを柔軟に増強するため、ストレスなく利用できるとのこと。
また、ID単位での課金体系だけではなく、グループ(ルーム)単位での課金体系を用意するのも特徴。グループ単位の課金の場合、アルバイトが多い店舗などでも安価に導入できるとしている。月額費用は、ID課金の場合で1万円(50ID)~、グループ課金の場合で3万円(20ルーム)~。初期費用は無料だ。
PrimeChatはネオジャパンが開発を担当。SSLによる暗号化のほか、ダウンロード制限機能や誤送信防止機能なども備えている。