NTTコミュニケーションズは2015年7月17日、未知のマルウェアの侵入を検出するサービス「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」のオプションとして、マルウェア感染端末と外部攻撃者間の通信を迅速に遮断できる機能を提供すると発表した。
パロアルトネットワークス、ブルーコートシステムズ、デジタルアーツのセキュリティ機器と連携することで、不正な外部通信の迅速かつ高精度な遮断を実現できるという。例えば、パロアルトの次世代ファイアウォールとの連携では、マルウェアの疑いのあるプログラムの外部向け通信を平均8分(最大15分以内)で自動遮断する。また、ブルーコートのプロキシサーバーとの連携では平均10分(最大20分)で自動遮断できるとのこと。
さらに、自動遮断と並行し、その外部の通信先が攻撃者か否かをセキュリティアナリストが2時間以内に判定。真の攻撃者という結果が出た場合は、完全遮断へ移行し、そうでなければ遮断解除を行う。
提供開始日は7月18日。価格は個別見積もりとなっている。