OKIは2015年6月29日、同社の「920MHz帯マルチホップ無線ユニット」が木村技研とNTTファシリティーズが開発した遠隔トイレ管理サービス「AQUA-Remoni」に採用されたと発表した。
AQUA-Remoniは、施設内の各トイレの情報収集と遠隔制御を行うためのIoTサービス。トイレの洗浄水量を管理して水道料金や電気料金の低減に活かしたり、トイレ内の異常を検知して通知することなどができる。
従来、大規模施設などではすべてのトイレを有線でネットワーク接続するのが難しいケースもあったため、OKIの920MHz帯マルチホップ無線ユニットにより構内配線の無線化を可能にした。
OKIの920MHz帯マルチホップ無線ユニットは、到達距離が長く、障害物も回り込みやすい特性を持つ920MHz帯を利用。また、親機1台当たり100台の子機を収容し、最大16ホップまでの通信が可能と、大規模ネットワークにも対応できる点などが特徴となっている。
システム構成例 |