IIJとACCESSのSDN事業会社ストラトスフィアが「発展的合弁解消」

IIJとACCESSの合弁会社ストラトスフィアが7月1日で解散する。2015年5月29日、IIJとACCESSが発表した。両社は「発展的合弁解消」と説明している。

ストラトスフィアは、SDNなどクラウドコンピューティング環境を統合制御する基盤ソフトウェアの研究開発のために2012年4月に設立。通信事業者向けのネットワーク仮想化プラットフォーム製品「Stratosphere SDN Platform(SSP)」や、オフィス向けの仮想ネットワークソリューション「OmniSphere」を提供してきた。

しかし今回、「両社それぞれのサービスやソリューションへ応用し事業展開に活かしていく段階にあるとの方向性で一致」したことから、合弁事業の解消合意に至ったという。

ストラトスフィアの事業は今後、事業譲渡によりIIJとACCESSの両社に承継される。IIJはSSPやOmniSphereの技術を自社のサービス基盤に組み込んでいく考え。また、ACCESSは100%子会社のIP Infusionを通じて、ネットワーク仮想化ソフトウェアソリューションの開発を推進していくという。

関連リンク

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。