京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は2015年5月20日、観光情報の配信や災害時の通信手段確保に活用できる公衆無線LANシステム「観光・防災Wi-Fiステーション」の提供を開始した。
駅前や観光案内所、観光スポット、学校などへの設置を想定したもので、普段は地域住民や観光客向けに公衆無線LANサービスを提供。災害時には、ソーラーパネルと非常用バッテリー(蓄電池)により電源を確保し、避難情報の配信や災害時の通信手段として利用できる。気象センサーやサイネージ、監視カメラなどの搭載も可能だ。さらにコンテンツ制作などもワンストップ提供できるという。
価格は、IEEE802.11n対応の屋外型無線LANアクセスポイント、PoEスイッチ、メディアコンバータ、発電設備、ポールの基本構成で98万7000円~。
観光・防災Wi-Fiステーションの構成例 |