IDC Japanは2015年3月12日、2014年通年の携帯電話およびスマートフォンの国内出荷台数が、前年比7.7%減の3659万台となったと発表した。
スマートフォンの出荷台数が前年比12.4%減の2654万台と、2010年以降では初めて年間ベースでマイナス成長となったのが響いた。Android OS搭載スマートフォンの販売不振が続いているという。
2014年通年のベンダー別シェアは、アップルが3年連続で1位を獲得。2位はシャープ、3位はソニー、4位は京セラとなっている。
今後の見通しについてIDC Japanの木村融人氏は、「2015年第1四半期は、Android OS搭載のスマートフォン販売の苦戦が続いており、それか?在庫過剰となっているため、同四半期においても厳しい市況が続く」と述べている。
2014年 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別シェア |
2014年 国内スマートフォン出荷台数 ベンダー別シェア |