ビッグローブは2015年1月19日、中小企業向けクラウド型Wi-Fiサービス「BIGLOBE Wi-Fiオフィス」を発表した。オフィスや店舗など向けのWi-Fi環境を手軽に構築できるというもので、1月26日から提供開始する。
BIGLOBE Wi-Fiオフィスは、オフィスや店舗等でWi-Fiを利用するうえで必要なSSIDやパスワードなどの情報を、ビッグローブがあらかじめアクセスポイント（AP）に設定してユーザー企業にレンタル提供。ユーザー企業は、APをLANケーブルに接続するだけでWi-Fi環境を構築できるサービスだ。APを管理する無線LANコントローラーはクラウド上のものを共用し、マルチSSIDや来訪者向けWi-Fi、MACアドレス認証などの機能も備える。
モバイル端末を最大50台接続可能なAP1台を提供するベーシックプランの月額利用料金は2980円。また、AP同士を無線接続してWi-Fiエリアを拡張する無線マルチホップ、管理者用ダッシュボード画面なども利用できるハイエンドプランは、月額4480円となっている。
2台目以降のAPの月額料金はベーシックプランが1台当たり2980円、ハイエンドプランは月額4480円。レンタル提供されるAPは、最大速度1.3GbpsのIEEE802.11acに対応している。
なお、このBIGLOBE Wi-Fiオフィスは、NTT東日本がOEM提供する「ギガらくWi-Fi」を活用したサービスだ。
