ヤフーは2014年3月27日、ソフトバンクからイー・アクセスの株式の99.6%(議決権比率33.29%)を取得すると発表した。取得金額は3240億円。イー・アクセスは6月1日にウィルコムと合併予定であり、ヤフーは合併後の存続会社であるイー・アクセスの株式を取得する。
ヤフーが今回、イー・アクセスの株式を取得するのは、「スマートフォン、タブレットによるインターネットサービスをさらに大きく成長させること」が目的。日本初のインターネットキャリア事業「Y!mobile」を展開するという。ウィルコムとの合併後、6月2日に誕生する新会社の社名も「ワイモバイル」とする予定。ワイモバイルの代表取締役社長にはヤフーの宮坂学社長が就き、現イー・アクセス社長のエリック・ガン氏は代表取締役会長を務める。
なお、インターネットキャリアの意味についてヤフーは、「音声通話が『主』、インターネットサービス提供は『従』とする『通信キャリア』とは異なり、インターネットサービス提供が『主』、音声通話は『従』とし、シンプルな料金体系・仕組みで全ての人の手元にインターネットを届けることを目標とするもの」と説明している。
イー・アクセスとウィルコムの既存サービスについては、今後も継続して提供する。また、ソフトバンクはヤフーの議決権の42.2%を実質的に所有する親会社であり、ソフトバンクとワイモバイルは孫会社の関係になる。