KVHは2014年3月25日、日本取引所(JPX)およびシンガポール取引所(SGX)と、イリノイ州オーロラにあるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)間を新たなネットワークルートで結んだイーサネット専用線サービスを発表した。JPX-CME間の遅延時間は122ミリ秒以下、SGX-CME間は188ミリ秒以下と、現時点で業界最速の低遅延が特徴となっている。
KVHによれば、シカゴを拠点にJPXもしくはSGXに最高速で接続したいトレーダーや、CMEへの低遅延接続が必要なアジアの取引参加者に最適なネットワークとのこと。3月31日から提供を開始する。