九州大学がパロアルトの次世代ファイアウォール導入、学生PCのBYODのセキュリティ対策が目的

パロアルトネットワークスは2014年2月20日、同社の次世代ファイアウォール「PA-5050」を九州大学が導入したと発表した。すでに本格運用を開始しているという。

九州大学は、2013年度の学部新入生から講義・自習のための個人用PCの必携化を実施しており、大学院生を含めて約1万9000人の学生用のBYOD環境構築の一環として、パロアルトの次世代ファイアウォールを採用した。

九州大学 副CIO 情報統括本部長の藤村直美氏は、「学生PC必携化に伴い、ファイル交換ソフトの確実な利用防止が課題だった。従来型ファイアウォールのIPアドレスとポート制御ではなく、P2Pアプリケーションでもファイル交換ソフトの通信遮断、Skypeの利用許可といった高精度のアプリケーション制御の実現という要件に合致したのがPA-5050だった」と選定理由を語っている。

PA-5050は、ファイアウォールスループット10Gbpsの大規模向けモデル。九州大学では従来、部局やキャンパス毎に個別にファイアウォールを運用していたが、PA-5050の導入により、全学共通のファイアウォール運用に移行しているという。

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