インドに本社を置くUTMアプライアンスベンダー、Cyberoam Technologies(以下、Cyberoam社)が日本に本格上陸する。ジェイズ・コミュニケーションは2014年2月17日、同社と代理店契約を締結したと発表した。
Cyberoam社は1999年にインドで設立された企業だ。従業員数は約450名で、現在125カ国以上で同社のUTMは販売されているという。
Cyberoam社の顧客の一例。ホンダやトヨタも海外では採用しているという
同社上級副社長のHarish Chib氏は、ガートナーのUTMカテゴリのマジッククアドラントをスライドで紹介し、「リーダーのポジションにかなり近付いてきた。今年は間違いなく、リーダーに成長できると思う」と語った。
2013年7月におけるUTMカテゴリのマジッククアドラント
このように海外では実績のあるCyberoam社であるが、日本ではジェイズ・コミュニケーションが初の代理店となる。ただし、実は以前から日本でも販売されてきたようだ。「Cyberoamのブランドではこれからだが、すでに日本国内でもOEMとして実績がある。日本語のWeb GUIがすでにあったことに、我々も驚いた」とジェイズ・コミュニケーション 代表取締役社長 CEOの愛須康之氏は話した。
なお、Cyberoam社は、今年2月10日にセキュリティベンダーのソフォスに買収され、同社グループの一員となっている。