NECは2014年2月4日、スマートフォンで内線通話が利用可能になるクラウドサービス「UNIVERGE どこでも内線サービス」を発表した。同日から販売を始めており、サービス提供は2月24日からスタートする。
UNIVERGE どこでも内線サービスの利用イメージ |
UNIVERGE どこでも内線サービスは、同社のコミュニケーションサーバー「UNIVERGE SVシリーズ」もしくはクラウドPBXサービス「UNIVERGE 音声サービス」と組み合わせて利用するもの。インターネット上にあるスマートフォン用ソフトフォン「UNIVERGE ST400シリーズ」が、社内のコミュニケーションサーバーと通信するためのゲートウェイ機能をクラウドサービスとして提供する。
UNIVERGE どこでも内線サービスを利用すると、社外でもオフィスの内線番号で内線通話が利用可能になり、保留・転送・ピックアップなどにも対応する。また、内線通話にはパケット通信を利用するため、通信キャリアのパケット定額料金以外の通話料金は発生しない。さらに外線通話も社内のコミュニケーションサーバーを経由するため、外線通話料は企業内からの固定電話発信と同等になる。
UNIVERGE どこでも内線サービスの提供価格は10ユーザの場合で月額8500円~。このほか、サービス開始に伴う初期設定費用が必要だ。