東洋製罐グループがNECのSDNを導入、第一ステップとしてファイアウォールを共有リソース化

NECは2014年1月31日、東洋製罐グループホールディングスからSDN(Software-Defined Networking)を活用したネットワークシステムの構築を受注したと明らかにした。2月から順次稼動するという。

東洋製罐グループホールディングスは、昨年3月に持株会社体制へ移行したのに伴い、グループ各社のネットワーク統合プロジェクトを推進している。

今回その第一ステップとして、NECのOpenFlow対応SDN製品「UNIVERGE PFシリーズ」を活用し、グループ内の約30社のファイアウォールを統合・集約。グループ各社あるいは業務システムごとに設置していたファイアウォールを共通リソースとしてプール化して共用する。これにより、ネットワーク機器台数と運用管理コストの削減を実現できるという。

東洋製罐グループホールディングスではさらに、グループ共通の仮想サーバー基盤、グループLANの仮想化による統合、BCPなどでのSDNの活用も検討しているとのこと。

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