OKIは2026年11月5日、2026年度上期の決算説明会を開催した。売上高は前年同期比92億円増の1886億円、営業利益は同22億円減で10億円の赤字だった。
「事業ごとに多少の濃淡はあるが、全体としては年度の業績目標の達成に向けて、ほぼ計画通りの進捗となった」。OKI 代表取締役副社長執行役員の寺本禎治氏は、このように述べたうえで、通期業績予想の上方修正を発表した。
10月1日に発足した日立製作所とのATM等の自動化機器事業の合弁会社「OHチャネルイノベーションズ」の統合効果を織り込み、売上高を600億円、営業利益を30億円、それぞれ上方修正する。
修正後の通期業績予想は、売上高が前年度比784億円増の5000億円、営業利益が同62億円増の250億円となる。

OKI 代表取締役副社長執行役員 寺本禎治氏
ホームゲートウェイ/ONUが大幅増
上期に好調だった事業の1つが、ネットワークインフラだ。売上高は、前年同期比68億円増、増減率では58%増の185億円だった。
「特に通信キャリア向けのホームゲートウェイやONUといったアクセス端末が大幅に増加した。通信キャリアのアナログからIPへのマイグレーション対応に伴うアクセス端末の需要増を着実に取り込んでいる。他社が撤退している部分もあり、その分の需要を取り込んだ影響が非常にポジティブに効いてきている」(寺本氏)
下期は、このアクセス端末需要の取り込みに加えて、「新規商品の展開と新顧客の開拓」も進めるとのことだ。














