ジュニパーネットワークスは2014年1月22日、仮想化セキュリティ製品群「Firefly Suite」を発表した。
プライベートクラウドやパブリッククラウド環境向けのFirefly Suiteは、次の3つの主要コンポーネントから構成される。まずは同社のサービスゲートウェイ「SRXシリーズ」の仮想版である「Firefly Perimeter」だ。同社のSDNコントローラ「Contrail」との連携により、Firefly Perimeterのセキュリティ機能をクラウド環境において動的にプロビジョニングすることもできる。
2つめは、「Junos Space Virtual Director」で、Firefly Perimeterの管理とデプロイメントの自動化を担う。3つめは、仮想マシン内のトラフィックを保護するための仮想化専用ファイアウォール「Firefly Host」(旧称はvGW Virtual Gateway)で、仮想マシン間の東西トラフィックを保護する。
Firefly PerimeterとJunos Space Virtual Directorの販売開始時期は2014年第1四半期の予定、Firefly Hostはすでに販売中だ。