MMDLaboが運営するMMD研究所は2026年10月22日、「副回線に関するメディア向け勉強会」を開催した。MMDLabo 代表の吉本浩司氏が、副回線の普及状況や通信ブランドの組み合わせ、利用目的などを説明した。

MMDLabo 代表 吉本浩司氏
副回線とは、主回線とは別に契約する2本目以降の通信回線を指す。MMD研究所がスマートフォン利用者5万995人を対象に調査したところ、2回線以上を契約している人は7.3%だった。
調査は2026年9月4~7日に実施した。予備調査は18~69歳の男女5万9253人、利用目的などを尋ねる本調査は副回線利用者2000人を対象とした。

2026年9月 主回線シェアと2回線以上持つ割合
約730万人規模の可能性 eSIM普及も追い風
吉本氏は「仮にスマートフォン利用者を1億人とすると、730万人以上が副回線を契約している計算になる」と説明した。携帯電話の主回線市場が飽和するなか、副回線は在留外国人向けや法人回線と並ぶ、新たな回線需要になり得るとの見方を示した。
副回線を持っていない4万7252人のうち、「利用に興味があり、契約を検討している」と答えた人は5.2%。「興味はあるが、まだ契約を検討していない」は15.5%で、合わせて20.7%が関心を示した。
低料金で維持できる通信プランの増加や、1台のスマートフォンで複数の回線を使えるeSIM・デュアルSIMの普及も、副回線市場の拡大を後押しするとみる。









