NTTドコモビジネスは2026年8月6日、総務省から受託した調査研究事業の一環として、チリ国営銅公社(以下、CODELCO)が運営する銅鉱山において、IOWN APN(オールフォトニクス・ネットワーク)を活用した遠隔オペレーション高度化に向けた調査・実証を開始したと発表した。
チリは世界有数の銅生産国であり、CODELCOは同国を代表する銅生産企業だが、近年、銅鉱山運営の安全性向上やオペレーション効率化が重要な経営課題となっている。特に地下鉱山では、崩落事故などのリスクを伴う作業環境への対応や、熟練オペレーター不足への対応を背景に、重機の遠隔操作や運用監視の高度化に対するニーズが高まっている。また、複数鉱山に分散したオペレーション機能の効率的な運営も求められている。
今回取り組みでは、エル・テニエンテ銅鉱山とチリ中部の都市・ランカグアの遠隔オペレーションセンター間(約1500km)をAPNで接続し、①重機遠隔操作の高度化に向けた通信環境の検証、②高精細映像を活用した遠隔監視の高度化、③オペレーションセンター集約に向けたネットワーク構成の検討、④遠隔運用モデルの実現可能性評価、⑤IOWN APNが鉱山運営にもたらす効果の検討などを行う。













