イー・アクセスは6月25日、LTEサービスの下り最大75Mbps対応エリアを8月中旬から順次、全国へ拡大すると発表した。
また、これに伴い、現在42Mbpsの3Gサービスを提供しているエリアの最大通信速度は21Mbpsとなる。従来3Gサービスに用いていた周波数帯を、LTEに振り向けることで75Mbps化を行うためだ。
3G(W-CDMA)の周波数幅は基本的に5MHzだが、その改良規格であるDC-HSDPAは21MbpsのHSPA+を2本(5MHz×2)束ねることで42Mbps化を図っている。LTEの75Mbps化は、このうち5MHzを振り向けてLTEの帯域を10MHzとすることで実現する。