セキュアスカイ・テクノロジー(SST)は6月13日、WAF(Web Application Firewall)サービス「Scutum」に、パスワードリスト攻撃の抑制機能を新たに標準搭載した。
パスワードリスト攻撃とは、悪意を持つ第三者が、あらかじめ入手したリスト化されたIDとパスワードを利用し、Webサイトへの不正ログインを試みる攻撃。例えば、AというWebサイトへの不正アクセスにより入手したID・パスワードを使って、BというWebサイトへのログインをもくろむ。
Scutumでは、同じIPアドレスからの通信回数やログイン処理かどうかをモニターすることで、パスワードリスト攻撃を検知。効率的に防御することができるという。