
超低消費電力ワイヤレス半導体などを手掛けるノルディック・セミコンダクターのブース
超低消費電力ワイヤレス半導体などを手掛けるノルディック・セミコンダクターはエッジAI対応SoCとクラウドベースのデバイス管理基盤をデモを交えて展示している。
互いを補う2つのアプローチで超低消費電力エッジAIを実現
AIの活用がクラウドからエッジへと広がる中、バッテリー駆動の小型デバイスにAI推論を搭載し活用するには消費電力の壁があった。同社が「Nordic Edge AI」として展示するのは、次の2つのアプローチを組み合わせた超低消費電力エッジAI技術だ。
1つは、CPUで動作する軽量な「Neutonモデル」。既存のすべてのNordic製SoCに対応しており、加速度センサーやIMU、温度センサーなどの時系列データ処理に適している。
2つめは「TensorFlow Liteモデル」で、超低消費電力エッジAI対応の新製品「nRF54LM20B SoC」に内蔵されたAIアクセラレータ「Axon」を活用する。オーディオやイメージセンサーといった高レートのデータ処理をハードウェアアクセラレーションで高速化する。CPU実行と比べてより高速かつ高効率な推論が可能だという。
ブースではこれら2つの技術を活用した音声認識とジェスチャー認識のライブデモを実施していた。ハンドジェスチャーで動画の再生・停止を操作するデモも行われている。

基盤に向かって話しかけると音声が認識される
デバイス管理・監視・位置情報を一括提供
「nRF Cloud」は、デバイス管理・観測可能性・位置情報サービスの3機能を柱とするクラウドサービスだ。
OTA(無線ソフトウェア更新)に対応し、フィールドに展開したデバイスのソフトウェアを遠隔で安全に更新できる。
また、スタックオーバーフローなどの問題発生をクラウド画面上でリアルタイムに把握でき、問題が深刻化する前に対処することが可能だという。アラートの対象項目はカスタマイズができ、製品・用途に応じた監視設定に対応する。
位置情報サービスでは、セルラーまたはWi-Fiベースの測位でデバイスの所在を地図上で管理できる。













