東京大学大学院工学系研究科(以下、東京大学)とオウル大学(フィンランド共和国オウル市)は2026年5月26日、ドローンにローカル5G基地局機能を搭載し、上空からローカル5G(4.8GHz帯)による通信エリアを形成するシステムの構築に成功したと発表した。

ドローン搭載型ローカル5G基地局
本実証は、災害時などの不感地帯における迅速な通信環境構築を目的としたもので、ドローン搭載型ローカル5G基地局(上写真)を用いて、フィンランド・オウル市に整備された実証実験フィールドであるOuluZoneにおいて実証実験を行った。
下図表のようにドローンにローカル5G基地局を搭載し、衛星通信機器と連携させた新たな通信システムを設計。本システムでは、ドローンが空中から柔軟に通信エリアを構築し、迅速に通信環境を展開することが可能だ。

ドローン×ローカル5G×衛星通信による新たな通信システム
また、外部ネットワークへの接続に衛星通信を利用することで、遠隔地との通信やインターネット接続が可能となり、有事の際の情報共有や状況把握の迅速化に貢献できる。これにより、被災地や山間部などのインフラが十分に整っていない環境においても、短時間で通信環境を構築し、現地と遠隔拠点との円滑なコミュニケーションを実現することが期待される。












