ワイヤレス給電専業メーカーのビー・アンド・プラスは2026年7月21日、ワイヤレス給電と最大1Gbpsのイーサネット通信を非接触で同時に行う「高速通信リモートカプラシステム(Ethernet仕様)」を7月24日に発売する。

高速通信リモートカプラシステム(Ethernet仕様)
ベース部とリモート部を近距離で対向させることで、DC24V/最大1.5Aの給電と1000BASE-Tによるフルデュプレックス通信を行う。同社のリモートカプラシリーズとして初めてイーサネット通信に対応した。
ロボットのハンド交換部や設備の可動部などに導入し、電源ケーブルやLANケーブルの接続を不要にする。コネクタの摩耗や接触不良、ケーブルの断線による設備停止のリスクを抑えられるという。FAカメラ付きロボットハンドによる画像検査や、搬送システムの移動シャトルからの画像・ログデータ収集などを主な用途に想定する。

搬送システムの移動シャトルからの画像・ログデータ収集に同製品を活用するイメージ
通信には指向性の高い60GHz帯を使用し、周辺との電波干渉を抑える。通信遅延時間は約90ナノ秒。イーサネット信号を透過的に伝送するため、特定の上位通信プロトコルに依存せず、既存のイーサネット対応機器やネットワークに導入できるとしている。保護構造はIP65で、伝送距離は給電条件に応じて最大6~10mm。
ワイヤレス給電とイーサネット通信の両方に対応するモデルに加え、接続機器へ外部から給電する環境に向けたイーサネット通信専用モデルも用意する。




![[工場通信の基礎知識]通信技術の“選択と適応”がカギ](https://businessnetwork.jp/wp-content/uploads/2026/05/factory0.jpg)








