AIスタートアップの事業成長、「ソフトバンクAI計算基盤」×「WeWorkコミュニティ」で一気通貫サポート

WeWork Japanとソフトバンクが、AIスタートアップの事業成長を一気通貫で支援するプロジェクト「AI Foundation Community」を開始した。WeWorkのコミュニティを通じた大企業との事業共創、ソフトバンクのAI計算基盤の提供、さらには出資の検討まで視野に入れた包括的な支援体制を構築する。

(左から)WWJ 代表取締役社長 兼 CEO 熊谷慶太郎氏、ジェイアール東海情報システム 取締役 デジタル戦略部長 石川勝隆氏、neoAI 代表取締役 CEO & Founder 千葉駿介氏、ソフトバンク 次世代事業開発本部 本部長 淺沼邦光氏

(左から)WWJ 代表取締役社長 兼 CEO 熊谷慶太郎氏、ジェイアール東海情報システム 取締役 デジタル戦略部長 石川勝隆氏、neoAI 代表取締役 CEO & Founder 千葉駿介氏、ソフトバンク 次世代事業開発本部 本部長 淺沼邦光氏

フレキシブルオフィス「WeWork」を展開するWWJ(以下、WeWork Japan)とソフトバンクは2026年4月23日、AIスタートアップの事業成長を加速させるプロジェクト「AI Foundation Community」を開始した。

「WeWorkが培ってきた強固なコミュニティと、ソフトバンクが有する高性能なAI計算基盤を掛け合わせる。これにより、AIスタートアップが最高の環境で開発・検証を行うことができ、大企業との事業共創を通じて商用化の壁を突破。そして、ソフトバンクの営業や資本を活用して事業拡大できるという一気通貫のサポートが本プロジェクトの最大の価値だ」

WeWork Japan Head of Communityの遊上和義氏は、同プロジェクトの意義をこう説明した。

WeWork Japanの入居企業の例。

WeWork Japanの入居企業の例。2024年4月からソフトバンクの100%子会社となっており、2024年以降だけで8拠点を新規開設・増床したという

ソフトバンクが出資の可能性も

「コミュニティチームが生み出す多様なつながりやメンバーマッチングによって生まれるビジネスコネクションは年間約300件ある」

WeWork Japan 代表取締役社長の熊谷慶太郎氏がWeWorkの「最大の魅力」と紹介するのが、そのコミュニティだ。WeWork Japanに入居する企業は、大企業から約1000社のスタートアップ、地方自治体まで幅広く、コミュニティチームと呼ばれるスタッフが年間約3000回のイベントなどを通じて、入居企業間の交流・マッチングを促進している。

WeWork Japanのコミュニティチームが2025年の1年間に支援したマッチング例

WeWork Japanのコミュニティチームが2025年の1年間に支援したマッチング例

今回スタートしたAI Foundation Communityにおいても、このコミュニティの機能を活用し、AIスタートアップと大企業等との事業共創を推進する。加えて、ソフトバンクのAIスタートアップ向け支援プログラム「AI Foundation for Startup(AIFS)」と組み合わせ、AI計算基盤も提供するほか、ソフトバンクが出資を検討する可能性もあるという。

ソフトバンク 次世代事業開発本部 本部長の淺沼邦光氏によれば、AIFSでは昨年度のスタート以来、50社以上のスタートアップに対してAI計算基盤の無償トライアルや開発・検証支援などを提供。「AIの社会実装は自社だけでは進められない。AIスタートアップの皆さんと共に実現していきたい」とAI Foundation Communityへの期待を述べた。

AI Foundation for Startup(AIFS)の利用企業の声

AI Foundation for Startup(AIFS)の利用企業の声

続きのページは、会員の方のみ閲覧していただけます。

RELATED ARTICLE関連記事

SPECIAL TOPICスペシャルトピック

スペシャルトピック一覧

NEW ARTICLES新着記事

記事一覧

FEATURE特集

WHITE PAPERホワイトペーパー

ホワイトペーパー一覧
×
無料会員登録

無料会員登録をすると、本サイトのすべての記事を閲覧いただけます。
また、最新記事やイベント・セミナーの情報など、ビジネスに役立つ情報を掲載したメールマガジンをお届けいたします。