NTTドコモと東京大学大学院工学系研究科 中尾研究室は2026年3月30日、スマホのWi-Fi/BLE(Bluetooth Low Energy)無線信号を活用し、店舗などのエリア内に来訪する人流を低コストかつ簡易に推定する「人数推定 AI システム」を共同開発したと発表した。
実証では、ドコモの次世代型店舗「d garden 名古屋栄店」の複数箇所にセンサーを設置して検証を行った。具体的には、店舗を8つのエリアに区分し、各エリアに設置したWi-FiセンサーおよびBLEセンサーから取得した無線信号をもとに、エリア内のスマホ端末台数をiOS、AndroidのOS別で算出し、AIで人数へ変換。これにより、各エリアの人数を時間単位で集計し、混雑度をリアルタイムに把握できるか検証を実施した。

実証イメージ
今回開発した技術を用いて推定したデータと来訪者の実測値や施設運用データを突合した結果、時間帯別の混雑トレンドや各エリアの占有率などの状況を、約 90%の精度で推定できることを確認。今後は、既存の人数カウント手法であるAI カメラ等と比べて、導入・運用コストを1/10 程度に抑えることを目指すとしている。








