インターネットイニシアティブ(IIJ)子会社のネットチャートは2026年2月24日に記者説明会を開催し、IoT向けマネージド型エッジゲートウェイサービス「P3EG」(Profile Programmable Proxy Edge computing Gateway)を提供開始したと発表した。
P3EGは、Linuxベースの汎用ハードウェア上で動作するソフトウェアフレームワークで、現場に設置されるIoTゲートウェイとして機能する。同社 IoT開発事業部長の杉山文彦氏は、P3EGについて、「閉域網内の機器とクラウド間でのデータ通信において、“データ欠損ゼロ”を目指して開発した」と説明した。

ネットチャート IoT開発事業部長 杉山文彦氏
同氏によれば、通信障害やサーバーダウンが発生すると、IoTゲートウェイからクラウドへのデータ送信が滞る可能性がある。さらに、IoTセンサー側の不具合によってデータ自体を取得できないケースも想定される。
P3EGでは、「クラウドへの送信が失敗した場合でも、通信が成功するまで再送を継続する」ことでデータ欠損を防げるという。また、再送信データはP3EG側で最大7日間保持し、それでも送信できない場合にはアラートで通知する仕組みを備えているとのことだ。
IoTセンサー側に不具合が生じた場合でも、「すべてのデータ通信について成功・失敗のログをP3EG側で保持することで、どの段階でデータが欠損したのかを特定できる」と杉山氏は説明した。ネットチャートが実施した実証では、データ取得率は99%に達したそうだ。












