電気興業、ドコモに700MHz帯のマクロセル用5G無線装置を納入開始

電気興業(DKK)は2025年12月26日、NTTドコモが構築する5Gネットワーク向けに、700MHz帯のマクロセル用5G無線装置の納入を開始したと発表した。

今回納入を開始した無線装置は、700MHz帯が持つ電波の到達性の高さを生かし、広いカバレッジを効率的に確保することを想定して設計された。高効率化を重視した構成と独自技術の採用により、小型・軽量化と低消費電力を両立しているという。また、O-RAN Allianceが策定するフロントホールインタフェース仕様に準拠しており、オープンRANエコシステムの拡大にもつながる取り組みと位置付けている。

ドコモはこれまで700MHz帯を4G向け周波数として利用してきたが、今回の無線装置の導入により、同帯域の5G転用を効率的に進め、5Gエリアの拡大と通信品質の向上を図る考えだ。

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