楽天モバイルがシニア向け「オレオレ詐欺対策保険」 裁判費用など最大60万円を補償

楽天モバイルが、シニア向けに「オレオレ詐欺対策保険」を提供開始した。65歳以上の契約者に楽天ポイントを還元する「最強シニアプログラム」のオプションサービス「15分かけ放題&安心パック」の加入者が対象で、裁判や弁護士費用など計60万円を補償する。

楽天モバイルは2025年12月1日にプレスカンファレンスを開催し、「最強シニアプログラム」のオプションサービス「15分かけ放題&安心パック」に加入する契約者を対象に、振り込め詐欺の被害にあった際の裁判・弁護士費用などを最大60万円補償する「オレオレ詐欺対策保険」を提供開始したと発表した。

最大60万円を補償する「オレオレ詐欺対策保険」を提供開始

今年9月に提供をスタートした最強シニアプログラムは、65歳以上のシニア層に毎月110ポイントを還元する割引サービス。これを適用することで、3GBの料金プランは実質月額858円、20GBまでは月額1958円、データ無制限であれば月額3058円で利用できる(いずれも税込、以下同)。

15分かけ放題&安心パックは、1回15分までの国内通話がかけ放題であることに加え、悪質サイトを検知する「ノートンモバイルセキュリティ」、楽天モバイルの実店舗でスマホの操作方法を支援する「あんしん操作サポート」、迷惑電話などを自動識別・警告する「迷惑電話・SMS対策by Whoscall」をセットにしたサービス。毎月1100円分のポイント還元により、初月は実質無料、2カ月目以降は実質月額1100円となる。

そしてオレオレ詐欺の被害が拡大している現状を踏まえ、この15分かけ放題&安心パックに「追加料金なしでオレオレ詐欺対策保険が付いてくる」と代表取締役 共同CEOの鈴木和洋氏は説明。裁判や弁護士費用などの損害賠償請求費用を最大50万円、鍵や一部電話機の交換などの再発防止費用を最大10万円補償し、計60万円までをカバーする。

オレオレ詐欺対策保険の概要について説明した楽天モバイル 代表取締役 共同CEO 鈴木 和洋氏

補償の対象となる詐欺は、オレオレ詐欺や架空料金請求詐欺、還付金詐欺、融資保証金詐欺など、金融庁のガイドラインで「振り込め詐欺」と分類される特殊詐欺が該当する。なお、実際に振り込んでしまった金銭そのものは補償されない。

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