ICT総研は2012年10月10日、ビジネスシーンでのスマートフォンのつながりやすさを調査した結果を発表した。地下鉄やモノレール、高層ビルなど、できるだけビジネスで利用するシーンで実測調査を行っているのが特徴。
同調査で、つながりやすさが最も良好だったのはKDDI(au)。音声通話とデータ通信の両方でともに総合ポイントがトップだった。特に3大都市圏の基幹電車(山手線、大阪環状線、名古屋市営地下鉄)や首都高での音声通話の安定性が光ったという。
総合ポイントで2位になったのはNTTドコモだ。音声通話はauと並ぶ結果だったが、データ通信については電車移動中に途切れることが目立つなど3位にとどまった。
総合3位のソフトバンクモバイルは高速道路や高層ビルで差を付けられた一方、混雑時間帯の山手線でのデータ通信についてはトップだったという。