グーグルが自社製7型タブレット「Nexus 7」を日本国内で販売開始

2012年7月から米国を皮切りに各国で発売されてきたNexus 7が、ついに日本国内でも販売される。コンテンツ利用に即したスペックと2万円以下という価格設定が日本市場でシェアを伸ばす強みだ。

グーグルは2012年9月25日、タブレット型端末「Nexus 7」を日本でも販売することを発表した。Nexus 7は8GBモデルと16GBモデルの2種類が用意されているが、日本では16GBモデルのみが販売される。価格は1万9800円(税込、送料無料)で、「Google Playストア」では9月25日から、全国の家電量販店(ベスト電器、ビックカメラ、エディオン、ジョーシン、ケーズデンキ、コジマ、ヨドバシカメラ)では10月2日からそれぞれ販売される。

主なスペックは以下の通り。
●液晶:7インチ(1280×800ドット) IPSディスプレイ
●本体サイズ:W198.5×D120×D10.45mm
●重量:340g
●バッテリー容量:4,325mAh(スタンバイで約300時間駆動)
●OS:Android 4.1(Jelly Bean)
●メモリ:16 GB の内部ストレージ、1 GBのRAM
●CPU:Tegra 3(クアッドコア)
●カメラ:1.2メガピクセル前面カメラ
●センサー:加速度センサー、ライトセンサー、ジャイロスコープ、磁気センサー、GPS、NFC
●対応ネットワーク:IEEE802.11b/g/n、Bluetooth

Nexus 7のホーム画面

さらに、グーグルは電子書籍の配信サービス「Google Play ブックス」を日本国内で提供開始することも併せて発表した。Google Playで購入した書籍はAndroid端末とウェブブラウザで閲覧できる。

「ストリートビュー」操作画面 購入した書籍はマイブラリから閲覧できる

Nexus 7にはGmail、Googleマップ、Chrome、Google+、Youtube等の推奨アプリがプリインストールされている。Nexus 7の市場投入は、大手キャリアのテザリングが相次いで解禁されていくなかで、「テザリング機能を備えた携帯端末とタブレットを併用する」という選択肢をより一層広げる機運となりそうだ。

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