IDC Japanは2012年9月6日、国内レイヤー4-7スイッチ市場動向を発表した。これによると2011年の市場規模は前年比17.1%増の237億9500万円となった。
好調の要因は、スマートフォンの普及拡大にともなうモバイルトラフィックの急増だ。モバイル向けにサービスを提供する事業者では、サーバー負荷分散やキャッシング、トラフィック最適化の需要が高まっており、レイヤー4-7スイッチ市場は大きく拡大した。
今後も同市場の成長は続き、IDC Japanでは2011~2016年の年間平均成長率(CAGR)を9.2%と予測している。
また、ベンダー別の動向については、F5ネットワークスが8年連続で首位となった。また、急伸中のA10ネットワークスは今回初めて売上額2位に躍り出ている。
国内レイヤー4-7スイッチ市場 エンドユーザー売上額予測 |