NTT西日本と九州大学は2012年8月7日、センサーネットワークを活用した牛放牧の遠隔地管理システムに関して共同研究契約を締結したと発表した。
九州大学農学部の実験実習場内の飼育区画にセンサーネットワークを構築し、放牧牛に取り付けた生体センサーやネットワークカメラを活用した遠隔モニタリングを実現。さらに、餌やり機の遠隔制御なども行う。
九州大学では、今回の共同研究で畜産農家の負担軽減の有効性を確認し、同大学発のブランド牛「Q Beef」の生産ノウハウへと展開していく予定だという。
遠隔地からの放牧牛の飼育管理イメージ図 |