ドコモとネットワークAPIを推進するアドゥナが戦略的提携

エリクソンと各国の通信事業者による合弁企業であるアドゥナ(Aduna)は2025年6月、NTTドコモとの戦略的提携により、日本市場でのネットワークAPIエコシステムの拡大に乗り出すと発表した。両社は覚書に基づき、日本国内の開発者や企業に向けたAPI提供を共同で推進する。

この連携により、ドコモのネットワーク機能がアドゥナの統合プラットフォームを通じて利用可能となり、企業やデジタルサービス事業者は、顧客体験の向上やセキュリティ業務の効率化、統合の簡素化などを実現できるという。アドゥナにとっても、日本市場でのプレゼンスを高める重要な一歩になるとしている。

アドゥナ CEOのアンソニー・バルトロ氏は、「ドコモの参加は、安全性と標準化を備えたAPIの提供範囲を拡大する」、ドコモ ネットワーク本部コアネットワークデザイン部長で執行役員の平口暢子氏は、この提携により「日本のデジタルトランスフォーメーションを推進するとともに、グローバルな開発者がよりアジャイルかつ大規模の革新的なサービスを構築できる」とコメントしている。

日本の通信事業者では、KDDIがアドゥナに出資している(参考記事:KDDIが出資するAdunaとは グローバルキャリア連合が目指す「5G収益化」の道|BUSINESS NETWORK)。

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