NECは2025年3月6日、E-Cores(IntelのCPUに搭載される高効率コア)搭載の「Intel Xeon 6 プロセッサー」を活用し、実際の商用トラフィックパターンに対して、5Gモバイルコアシステム(5GC)の消費電力比性能を6倍以上向上させるとともに、収容密度において10倍を実現したと発表した。
今回NECは、Intelとの共同の取り組みにより、Intel Xeon 6 プロセッサーとNECの5GCのうち、中核的な機能となるSMF(Session Management Function:セッションの管理機能)を利用し、消費電力比性能の大幅な向上ならびに収容密度の向上を実現した。
NECの5GCは、多数のCPUコアを活かせる高度な並列化技術ならびに柔軟なスケーラビリティを持つ製品で、この特長により、最新のIntel Xeon 6 プロセッサーの能力を高効率かつ最大限に活かすことで、今回の大幅な性能向上を実現しているという。