横浜市とイッツ・コムが消防団活動で地域BWAの運用実証、情報伝達訓練などに活用

横浜市消防局消防団課と横浜市デジタル統括本部デジタル・デザイン室、イッツ・コミュニケーションズ(イッツ・コム)は2024年12月20日、消防団活動における地域BWA(Broadband Wireless Access)の運用に関する実証事業を行うと発表した。

横浜市とイッツ・コムが2022年に締結した「地域広帯域移動無線アクセスシステムの活用に関する協定」(令和4年7月21日締結)に基づくもの。横浜市はイッツ・コムから地域BWA対応Wi-Fiルーター41基の無償貸与を受け、消防団活動での運用に係る実証事業を実施する。

実証に用いるWi-Fiルーター

実証に用いるWi-Fiルーター

期間は、2024年12月20日から2025年9月30日まで。西、中、南、港南、港北、都筑、戸塚の計7消防団が対象となる。

将来の本格運用を目的として、円滑な消防団活動方法や配置数、配置場所などの検討を行うため、Wi-Fiルーターを活用した次の検証を実施する。

大規模災害発生を想定して、通信手段を地域BWAに切り替えたうえで、情報受伝達訓練を実施。消防団内部の利用に留まらず、地域防災拠点訓練等、外部との連携についても機会を捉えて行う。

また、災害場所や訓練実施場所にWi-Fiルーターを持ち出し、消防団ワークス・LINEワークスなど既存の情報伝達ツールを利用。各消防団で行う会議において積極的にオンライン開催を促し、情報連携と消防団員のコミュニケーションの強靭化を図る。

これまで紙ベースで共有されていた資料等をデジタル化して共有する手段としてもWi-Fiルーターを用いる。

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