米フォーティネットは2024年12月3日、Webアプリケーションのセキュリティとパフォーマンス管理を統合したプラットフォーム「FortiAppSec Cloud」を発表した。
マルチクラウド環境で動作する動的なWebアプリケーションの保護と管理には様々なツールが必要になるが、FortiAppSec Cloudでは重要な機能を単一プラットフォームに統合し、複雑さを解消。リスクの低減と管理の一元化を両立させるという。
主な特徴に、高度なボットからの防御、グローバルサーバーロードバランシング、Web/APIセキュリティ、ワールドクラスの脅威分析の4つが挙げられている。Web/APIセキュリティでは、同プラットフォームのML(機械学習)ドリブンエンジンに加え、R&D部門である「FortiGuard Labs」が提供するリアルタイムの脅威インテリジェンスを活用することで、誤検知を減らし、レスポンス時間を短縮できるため、高度なサイバー攻撃からの強力な防御が可能になるという。
同フラットフォームは、このような多数のセキュリティ機能とパフォーマンスツールを使いやすいコンソールで構成し管理できるため、オペレーションを合理化しつつ、ネットワークを堅牢に保護できるとしている。