標的型攻撃とスマホ効果でセキュリティソフト市場は5％成長 ～IDC Japan調査

BUSINESS NETWORK編集部

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IDC Japanは2011年12月19日、国内情報セキュリティ製品市場予測を発表した。

同調査によると、標的型攻撃事件の相次ぐ発生やスマートフォン／タブレット向けセキュリティ対策という新市場の登場により、国内セキュリティソフトウェア市場は活性化。2011年のソフトウェア市場は前年比5.2％増の1965億円になる見込みだという。今後も市場の成長は続き、2010～2015年の年間平均成長率（CAGR）は4.8％、2015年に市場規模は2357億円に拡大すると予測している。

一方、2011年の国内セキュリティアプライアンス市場は、1.3%減の289億円とマイナス成長になる。IDS/IPSは堅調なものの、売上構成比率の高いファイアウォール／VPN、UTMが震災の影響で落ち込んでいるという。ただ、2012年以降はWebセキュリティアプライアンスなどを中心に成長し、2010～2015年のCAGRは2.2％、市場は規模は2010年の293億円から2015年には326億円に拡大するとのことだ。

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