OKIは2011年11月17日、クラウド型電話サービス「EXaaS 音声クラウドサービス」の提供を12月中旬から開始すると発表した。PBXベンダーの本格的なIP-PBXを、サービスとして利用できるのが特色だという。
EXaaS 音声クラウドサービスは、500~1000ポートの中規模オフィス向けの「共同利用型」と、1000ポート以上の大規模オフィス向けの「プライベート型」の2つのメニューを用意。共同利用型は、複数のユーザー企業が同じクラウドプラットフォームを共用するタイプで、PBX機能のほか、保守・運用管理も基本サービスに含まれている。料金は1ポート当たり月額1200円。システム構築と保守・運用管理は子会社のOKIウィンテックが担当する。
また、プライベート型は、特定のユーザー企業専用の環境を自社内または外部データセンターに構築するサービスで、料金は個別見積もり。FMCやNGN音声サービスの利用など、カスタマイズの要望にも柔軟に対応する。システム構築と保守・運用管理はOKIが担当する。
EXaaS 音声クラウドサービスの提供形態 |