シャープ、デベロッパー向けスマートホームソリューションを開発

シャープは2024年9月12日、スマートホームアプリ「COCORO HOME」とスマートホームゲートウェイを活用したデベロッパー向けの「スマートホームソリューション」を開発したと発表した。

インターホンや電気錠、家電製品など複数メーカーの「ECHONET Lite」対応IoT機器を連携させることで、特別な工事が不要で、宅内全体の機器連動や一括での省電力制御を実現できるという。

また、業界で初めてデマンドレスポンス(供給状況に応じて需要側の消費パターンを変化させること)をはじめとした節電要請に対応し、シャープ製だけでなく、複数メーカーのエアコンの設定温度を自動変更するなど、遠隔での運転制御が可能になるという。

なお、同ソリューションは、野村不動産が販売中のスマートマンション「プラウド阿倍野西田辺」(2025年8月上旬竣工予定)への導入が決定しているという。また、COCORO HOMEがシャープ製の家電だけでなく、アイホン製の宅内インターホンやシブタニ製の電気錠とも連携。電気錠と連動した住宅設備の制御や見守りサービス、快適性と節電を両立したエアコンとの連携制御、家電の遠隔制御や予約運転設定・変更など、様々なサービスを提供予定だ。

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