パロアルトネットワークスは2011年9月8日、東急建設がネットワークのゲートウェイシステムの更新を機に、同社の次世代ファイアウォール「PA-2050」を導入したと発表した。
2004年に導入された従来の東急建設のゲートウェイシステムは、ルーター、ファイアウォール、アンチウィルスウイルスサーバー、URLフィルタリングサーバーで構成されていたが、今回の更改によりPA-2050に機能統合。年間数百万円のコスト削減を実現できたという。また、スループットも最大で20%以上向上し、従来発生していたボトルネックを解消できたとしている。さらに、次世代ファイアウォールの採用によって、ユーザーIDに紐付いたアプリケーションの可視化・制御が可能になったことから、外部のLDAPで認証が必要な電子入札ソフトの利用における安全性の向上も図れたとのこと。