南相馬市でホワイトスペースを活用したエリアフルセグ&ワンセグの実証実験

ヨーズマーは2011年7月19日、福島県南相馬市内向けの放送サービス「南相馬チャンネル」を7月20日から開始すると発表した。被災地における情報共有手段の確立を目的にした実証実験として、来年7月14日まで行われる。

南相馬チャンネルは、ホワイトスペースを活用したエリア限定のフルセグおよびワンセグ放送である。ホワイトスペースとは、地上デジタル放送用に割り当てられているが、時間的・地理的・技術的条件により他の目的にも利用可能な周波数のこと。同チャンネルではホワイトスペースを用いて、避難所や仮設住宅で生活している方向けに、防災情報や地域情報などを提供していく。通常のデジタルテレビや携帯電話などのワンセグ受信機で情報を得られるため、情報弱者にも的確に情報伝達できると期待しているという。

なお、この実証実験は、南相馬市と同市と友好関係にある富山県南砺市の依頼を受けてヨーズマーが行うもの。また実験には、総務省、となみ衛星通信テレビ、日立ビジネスソリューション、ミライト・ホールディングスが協力している。

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