NECは2011年7月15日、仮想アプライアンスの新製品を発表した。ファイアウォール機能を提供する「InterSecVM/SG for VMware」と、メールアーカイブ・フィルタリングの「AddPoint/MailWallServer for VMware」で、同日から販売を開始した。
両製品は、VMwareのハイパーバイザー上で動作する仮想アプライアンス。1台の汎用ハードウェアに複数の仮想アプライアンスを集約できるため、導入・運用コストを低減できるという特徴がある。
価格は、ファイアウォール機能のInterSecVM/SG for VMwareが60万円、メールアーカイブ・フィルタリングのAddPoint/MailWallServer for VMwareが328万円(税別)。
またNECは併せて同日から、昨年1月から販売している仮想アプライアンス3製品について、マイクロソフトの仮想環境Hyper-Vに対応したモデルの販売も開始した。メール機能の「InterSecVM/MW V2.0 for Hyper-V」は41万円、プロキシ・Webフィルタリングの「InterSecVM/CS V2.0 for Hyper-V」とロードバランサーの「InterSecVM/LB V2.0 for Hyper-V」は64万円となっている。